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【実体験】ウェブ小説家はTwitterをやれば大量の読者をゲットできるのか? SNSの有益な使い方まとめ

どうも、アマチュアウェブ作家のmemoraです。

私は「小説家になろう」というサイトで小説を掲載しています。SNSはTwitterだけをやっています。

 

ウェブで小説を書いている方でこんな風に思っている方が多いです。

「誰でも良いから読んでほしい」「とにかくブクマ(お気に入り)が欲しい」

気持ちはわかります。

 

新規作者の新規作品はファンが0人からスタートするので、

新着→ランキング→大人気

の流れがあります。

 

でも新着だけではランキングに乗れない!ツイッターから誘導して読んでもらえればいけるかも!

と思う方が多いです。私もそう思いました。

 

ツイッターで少しずつでも読者を集めて、ランキングに載りさえすれば人気が出て書籍化へ!

夢のようなお話です。

 

今回は私が過去に試した実体験に基づいて記事を書いていこうと思います。

 

一応実績について説明します。

memoraのスペック

  • 5000ブックマーク以上の作品が3作
  • フォロワーは105名(前のTwitterアカウントでは2000人)
  • 執筆速度は最大2万字(日)

 

では、最後までごゆっくり。

 

結論:ウェブ作家はTwitter(SNS)をやるべき

ツイッターに限りませんが、SNSで他のウェブ作家と繋がるのは有益なことだと思います。

「集中できないから一人で頑張る」という方はやらない方が良いですが、ちゃんと執筆にも集中できる人には便利なツールです。

 

様々な人の考え方やテクニックを学ぶことができますし、ファンの方と話をすると「そんな見方があったのか」と逆に驚くこともありました。

投稿サイトの感想欄では言いづらいけど、Twitterなら言いやすい!という方も見かけました。

 

しかし、皆さんが画策するようなツイッターの裏技的な使い方ってほとんど意味ないです。

そこに時間をかけるのなら、ちゃんと作品を書いた方がいいなと思います。

 

むやみにフォロワーを増やすのは無意味

ツイッターで創作アカウントを検索してフォローしまくると、結構な確率でフォロワーになってくれます。

これってかなり単純作業なので、何も頭を使わなくても大量のフォロワーをゲットできるのです。

私も短期間で2000人ほどのフォロワーをゲットしました。

 

で、自分の小説のリンクを張ってツイートした結果は……。

ほとんど意味なし。

確かに小説のアクセス数は多少伸びましたよ。100くらいは増えたと思います。

ブクマも多少は増えていたいました。5とかそんなものです。そして感想欄には「Twitterから来ました!」がわらわらやってきます。

 

多少の効果はありましたが、うまくタイトルとあらすじを書いたら1話目を投稿するだけでアクセス200くらい稼げるので、全然大したことがない数字なのです。

単純作業とはいえ、フォロワーを増やす作業は骨が折れます。

私の努力は打ち砕かれました。

 

マジで意味ないです。

 

なぜ2000人のフォロワーは読んでくれなかったのか?

疑問に思う方もいるはずです。

ここで大事なのは、むやみやたらに増やしたフォロワーは、あなたに興味がないということなんです。

 

普段何の会話もしていないような見知らぬ新規アカウントが「小説を投稿しました!」なんてやっててもどうでもいいと思っています。

一日に何千、何百というウェブ作家が小説のリンクを載せてツイートしているのです。その中には大人気の書籍化作家もいます。

 

数が多すぎて追いきれないんですよね。

それに、一般読者と比べて多少なりとも目が肥えている人が多いです。

本当の初心者が書いた作品って見るに堪えないくらいアレだったりするので、あらすじ読んでサヨナラパターンも結構あると思います。

私もたまにやります。

 

ブクマ(お気に入り)をくれた人もちゃんと読んでいないかもしれない

「でも5人くらいブクマしてくれたんだろ?じゃあやる意味あったじゃん!」

と思った方は甘いです。

 

その5人がどんな理由でブクマをしたのかわからないからです。

  • 後で読もうと思ってブクマした
  • 面白そうだったからブクマした
  • 面白かったからブクマした

これなら良いですが、

  • ブクマ返しを期待してブクマした
  • 頑張ってるからなんとなくブクマした
  • ブクマ少なくて可哀想だからブクマした

こっちだとダメなんです。同じブクマでも重みが違うんです。

前者でブクマされた作品は、放っておいてもランキングに載って人気作品になる可能性がありますが、後者は運良くランキングに載ってもすぐに失速します。

 

感想欄で「Twitterから来ました!」が並んでいる場合は、ブクマ返しを狙っている方がほとんどです。

感想の数と増えたブクマ数を比較してみてください。

「何やってんだろ……」って思います。

 

創作アカウント以外をフォローする?→もっと意味ないです

普通のプライベートアカウントっぽい人をフォローすれば純粋にファンになってくれるかも!と思った方は甘いです。

普通の人は得体の知れない人が書いた小説なんて読みません。

 

あなたが書いた小説が、プロ小説家やテレビ・ゲーム・アニメ・YouTubeと同等以上に面白そうならチャンスはありますが、Twitterの文字数で希求するのは至難の業です。

それができればあなたは多分人気作家になっています。

 

私も一応やりましたが、全く意味なかったです。

やるだけ無駄ということです。

 

有益なTwitter(SNS)の使い方はコレ

意味ない意味ない意味ない意味ない……etc

とネガティブになってきたので、そろそろ有効利用の方法についても解説していきます。

地味に努力すればSNSはかなり有益です。

 

実績ある作家をフォローして情報収集

私はアマチュアとしては実績を出せている方だと思いますが、「小説家になろう」などの投稿サイトでは、徹底的に研究して実力を伸ばすのが一番の近道だと感じています。

 

実力を伸ばすには、既に実績ある人から技術や考え方を盗むのが手っ取り早いです。

自分が好きな作家や、有名作家をどんどんフォローして、ツイートからその人の情報をチェックするようにすると良いと思います。

 

人によってはリプライやDMで質問に答えてくれる方もいるので、とても勉強になります。

ここでポイントになりますが、質問するときや、ツイートから分析するときはその作家の作品を読んでおいた方が良いと思います。

 

自分が気づいたことを発信する(疑問でもOK)

自分で作品を書いていると、ちょっとした工夫ができたり、疑問に思うことがあると思います。

気づいたことをツイートすると、「それは違うと思います」「この方が良いと思います」「私のおすすめはこの方法です」「それ良いと思います」などリプライが届くことがあります。

 

自信に繋がったり、間違っていることに気づいたり、よりブラッシュアップできるテクニックが身についたりするので、積極的に情報発信はするべきだと思います。

有益なツイートを発信すると自然にフォロワーが増えるのもメリットです。

ちゃんとツイートを読んでくれるフォロワーを集めると、その中の数%くらいは作品のファンにもなってくれるので、まさに一石二鳥です。

 

自然な形で営業する

「投稿しました!→URL」

こんなスパムもどきのアカウントに質の良いフォロワーはつきません。

営業するのであれば、誰かのツイートにリプライを送るのが良いです。

 

営業バリバリのリプライはダメですが、ツイートに自然に反応してください。

損得なく、会話をすればいいです。

こうして、気軽にやり取りができる作家仲間を作るのはモチベーション維持に繋がりますし、ときどき会話の中で有益な情報を得られることもあります。

 

まとめ

SNSは「普通」の使い方をすると、とても効果的なツールです。

様々な作家の技術や考え方を知り、自作に生かすことができれば、書籍化も夢ではないと思います。

 

私のような悪だくみをする人は、ツイッターでファンを集めて小説に誘導しよう!なんて考えがちです。

こんなの上手くいくのか?と普通の人なら思うでしょう。はい、うまくいきませんでした。

 

その後ちゃんと読者が求めているものを研究した結果、それなりに成果を出すことができました。そこでツイッター(SNS)は大いに役に立ちました。

小説もフォロワーも量より質だということです。

 

  • この記事を書いた人

memora

役立つガジェットを紹介していければと思います。

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